① 目標設定は、クライエントが自分の考えを方向づけ、最終目標に向かって行動するのを援助する。それは、単にクライエントの向かう方向を声明する以上のことである。しかしそれは同時に、固定的なものではなく変更可能である。

② 目標は、明確に宣言され、かつ到達可能であるとき人を最も動機づける。また、人は目標達成に近づけば近づくほど努力する。目標達成は努力の報酬である。

③ 目標設定は、カウンセリングの進展を客観的に測定、評価するのに役立つ。それは2つの点で役立つ。第1は、クライエントの具体的な欲求に合わせてカウンセリングを進めることができる。第2は、カウンセラーとクライエントが共同して目標に向かってどこまで進んだか、進み具合をチェックし、さらにカウンセリングを始める前との違いを比較することができる。

④ 目標を設定することによって、カウンセリングを合理的に進めるのに役立つ。カウンセリングの中で、実際にどのようにして目標設定を行うかは、カウンセラーとクライエントの相互関係の中で、それぞれのやり方で行えばよい。