キャリア・カウンセリングにおける学習は、キャリア達成のための技能(スキル)、行動パターン及び意欲の3つについて学習することである。

技能(スキル)は、単に特定の職業能力のことではない。職業やキャリアを自分で探索、選択、決定、形成するのに必要な知識・技能である。例えば、人間関係・意思決定・情報探索・職業選択などの能力である。

行動パターン(習慣または性癖)は、クライエントが気づかない習慣的な行動パターンのことである。例えば、責任回避・不平不満を言う・対決回避・引き延ばしなどの意思決定や学習の関連するクライエントの習慣や行動パターンである。

意欲は、目標達成に向かおうとする意欲のすべてで、意欲のパターンやレベルは色々ある。カウンセラーやコンサルタントは、クライエントが結局は意欲を持って行動しなければ、目標は達成できないことを知らしめることである。

これらの学習の3つのカテゴリーについて支援することは、いわゆる「わかる、できる、その気になる」という学習の基本原則に沿うことになる。すなわち、キャリア・ガイダンスやキャリアコンサルティングは、学習そのものである、とも言える。